ボードゲーム所感(2017/5/4~5/7 ボードゲーム合宿)

 今回企画してくださったジョセフ、なみ夫妻殿、その他、参加し一緒に遊んでくれた皆様方、ありがとうございました。貴重な経験となり楽しかったです。またやりたいです。

 記録として残しておきたくなったため、所感を残しておきます。

 記憶を頼りにしておりますので、一部事実とは異なる可能性があります。

 

私の世界の見方

安定して面白い。メンバーによって面白さのベクトルは変わる。

 

ブラッドバウンド

どうしてもやってみたかったゲーム。ただ人数が集まらないとできないため、初回プレイとなり、正体トークンという重要なルールでインストに手間取ってしまい申し訳なかった。

軽い人狼とはその通りで、ゲームが進めば大方の陣営、正体がわかってしまう。最後はそれを詰める感じとなることはわかった。

脱落は無いが、トークンをもらいきり、正体が完全に判明してしまうと、ゲームの流れからは無視されてしまうことになる。慣れてさくさく進むようになれば、チームの議論に加わることでその部分も解消されるだろうか? アヴァロンと比べるとそこは気になった。たださくさく進むことができるため、頭が痛くなるゲームではないだろう。

 

人狼

GMつき9人プレイ(初日)

GMつきで人狼プレイをやったのはほぼ初めてとなる。9人のため吊り回数は4回、推理も十分できる枠組みで、一度死んだら何も喋れなくなるというシビアさも良い緊張感があり、やはり面白かった。

ネットでのプレイは何回かあったが、やはりリアル独特のメタや推理はあるので、こちらはこちらでまたやりたいと思った。

 

GMつき7人プレイ(3日目)

8人だったかな? 吊り回数が一回減ってしまい、狩人のGJが出ない限り、狼2匹を3回で吊らなければならない非常に苦しい状態となる。初日からの占い決め打ちも必要となり、強弁する必要があるため、9人プレイと比べるとかなりゲーム的に厳しい印象となった。

GMはやってみるとわかるが、外から内役が分かっている状態で眺めるのもなかなか面白い。(今回は自分GM、不慣れだったのでそこまで余裕がなかったけど)

 

あと初日プレイ時のGM(靴の人)は進行に淀みなく、最後に解説までつくやっべー優良GMだった。

 

レジスタンス:アヴァロン

実は人狼系では自分はこれが最もお気に入りのゲームで、何が良いかと言うと、

 

脱落者がいない元祖人狼はどうしても吊り、噛みがあるので、自分の意志に関わらず議論から外れなければならないが、アヴァロンにはそれがない。(逆に吊り、噛みが緊張感に繋がっている面もある)

 

②全員程良く議論に参加できる人狼にはセオリーや専門用語が存在し、それを知っているか知らないかでも、議論への参加具合が変わっていると思う。アヴァロンにはその要素が薄いように思える。

 

③早期に悪側が露呈しても一発逆転の要素がある:矛盾や失言等で、早期に決着がついたとしても、マーリンを当てられたら正義側の負けという要素のおかげで、終わりまで気が抜けない。(逆に悪側有利の場合は、善側は最後まで悩む必要がある)

 

と、人狼系ゲームの空白というか、経験差とか、そういうものがかなりできにくくなっているゲームだと思う。

他にもアヴァロンでは語りたいことはあるが、それは気が向いたら書こうと思う。

 

テレストレーション

サンショウウオの参考画像です。

f:id:hrtt44:20170507111544j:plain

 

ニムト

5人でプレイ。基本的には運ゲーだとは思うのだが、なみ氏が異様に強いので、やはりカード選びに差があるのだと思う。リスク管理とか、そういう面かな?

 

バナナマッチョ

アクション系ゲーム。サイコロを6つ振り、なるべく高い点数を目指す。が、下家が簡単には揃えさせてくれない。サイコロを3つ振り、サルの出目が3つ揃ってバナナクッションを押されたら、そこで0点終了となってしまうからだ。

下家の人に、驚異的な速さで何度も0点にされ、最下位に沈む。どうやらゲームだろうがボーイフレンドだろうが、マイガールフレンドは一切手を抜かない真面目な性格のようである。

 

ピット

手札を他の人と交換しあって揃え、チーンするゲーム。

なんだか得意だが、コツは急ぐのではなく、同じカードを何回も交換しないこと。誰が誰と何枚交換しあっているかなんとなく把握し、ありそうだなーというところにゴリ押しで交換要求する。ただ上手くいかないことも多い。

 

ワンナイト新郎

惜しいゲーム。コンセプトは非常に面白い。ルールがもう少し洗練されれば化けそうではある。

 

ドラゴンスレイヤー

ダイス協力ゲー。確か2回目。初回はこのドラゴン倒せんのか? と思ったが今回はかなり頑張ってあと一撃のところまでは行けた。やはりこういうゲーム、バランスは考え抜かれているようだ。次回は勝ちたい。

 

パンデミッククトゥルフ

見学のみ。ルールの確認のみで参加。システムがよく考えられていて、世界滅亡へ少しずつ進んでいく感じが表現されていた。SAN値チェックも、遺物使用やショゴスとの遭遇など、クトゥルフ神話に沿っていて◎。

ショゴスや狂信者と戯れだす者もいるし、オールド・ワンの公開はドキドキするし、傍目からも楽しいゲーム。何より協力して世界滅亡を防げた感じがして、非常に楽しかったとマイガールフレンドが言っておりました。

 

アニュビスの仮面

VRとボードゲームの融合という、新しい時代を感じさせてくれるゲーム。内容自体も新しいことにチャレンジしている割には、しっかり作りこまれている。楽しく遊べました。VRを覗いて必死にしている姿を見るのも面白い。

この分野のゲームの発展を願っております。

 

ワード人狼

なんというか、自分がマイナーなのではないか、という考えと、マイナーを炙り出す、という考えの瀬戸際で戦うようなゲーム。あまりに喋ってしまうと、自分がマイナーの場合、マイナーだとバレていくし、塩梅が難しい。あと、お題を考えるのも大変だな。やっている側としては面白いんだけど。

 

ラブクラフトレター

ラブレターのクトゥルフ版。ラブレターというゲーム自体が傑作なので、当然面白い。しかし、ボードゲーマーはクトゥルフが好きですね。

 

ディクシット

絵に程よいタイトルをつけるゲーム。抽象的。

様々な絵柄を眺めるだけでも面白い。

 

キムの名は。

ふざけてるゲームだが、真面目に遊ぶこともできる。

基本はちょっと追加ルールがある神経衰弱で、正⇒恩と引ければ文句なしに獲得。恩⇒正と引いてしまった場合は、「あれ? 順番が、入れ替わってるぅ~」と言えば、カードの順番が入れ替わり、「正恩」を獲得することができる。深夜でテンションが変なこともあり、一度入れ替わりを行うとこれまでのカードの位置記憶がすっぽ抜ける。

 

黄金体験

質問形式のお題当てゲーム。真面目にやるのではなく、昔の体験を語り合って、笑いあうゲームなのかな? ゲームに参加した人の、いろいろな考え方や体験を聞けます。

 

ゴキブリポーカー

これもそこそこ得意。そもそも手番が回ってこなければ、カードを貰ってしまうことはないので、「強者」アピールは重要。当たるかどうかは2択(多少状況から推測できることはあるが)なので、自信満々に言ってドヤ顔しておけば良い。

 

7WONDER

こういうドラフト系のゲームは大好きである。またやりたい。自分の街が発展している様子を楽しむことができるのも◎。あとは戦略の被り等もルール把握が完璧になってくれば駆け引きとして出てくるかな、という感じ。ギルドカードも重要そう。

 

レディースアンドジェントルマン

〆のゲーム。男性側はやったことがあったが、女性側は初体験。基本的には優雅点(勝利点)を稼げば勝ちなのだが、ブランドという縛りがある。持っている衣装は公開なので、他の女性側プレイヤーとのブランド被りを意識しつつ、衣装を集めると良い。

お得意様店は誰も行かなければ半額となるが、狙うのは難しいため、基本的には半額になればラッキー程度に考えた方がいいかな。衣装の値段は高いほど汎用性も高いが、ブランドで縛られた衣装は安く優雅点が稼げるので、そこをやりくりすれば、かなり優位に立てるだろう。

メイドの効果を把握しておくのも重要。自分はメイドをかなり後に買ってしまい、たまたま効果的に使えたが、先に買って衣装方針を決めるのが一番プレイとしては丸いかな。

最終的には男性側プレイヤーの資金力に助けられた感はするが、これはゲーム開始から女性側プレイヤー(私)が、男性側プレイヤーを励まし続けたおかげとも言えるだろう(真顔)